精選版 日本国語大辞典 「思い準う」の意味・読み・例文・類語
おもい‐なぞら・うおもひなぞらふ【思準】
- 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 比較して考える。思い比べる。
- [初出の実例]「かたじけなく、いみじくとも、ただ人とひとしく思ひなぞらへきこゆべきことなりや」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)三)
おもい‐なずら・うおもひなずらふ【思準】
- 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 比べ合わせて考える。
- [初出の実例]「人がらもなべての人におもひなずらふれば、けはひこよなくおはすれど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)