思い纏わる(読み)おもいまつわる

精選版 日本国語大辞典 「思い纏わる」の意味・読み・例文・類語

おもい‐まつわ・るおもひまつはる【思纏】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 深く思って、心が相手にまつわりつく。恋しい気持が常に心から離れずにいる。
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙
    1. [ 一 ]に同じ。
    2. 一つのことが気にかかって心から離れずにいる。屈託する。
      1. [初出の実例]「心地よげに見え給ひし北の方も、思ひまつはれてなんおはする」(出典:落窪物語(10C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む