思い耽る(読み)オモイフケル

デジタル大辞泉 「思い耽る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐ふけ・る〔おもひ‐〕【思い×耽る】

[動ラ五(四)]考えに没頭する。思いをめぐらす。
「―・って樹の下を歩いて居ると」〈藤村破戒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思い耽る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐ふけ・るおもひ‥【思耽】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 考えに没頭する。考えを巡らす。
    1. [初出の実例]「思ひ耽(フケ)って樹の下を歩いて居ると」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む