思の余り(読み)おもいのあまり

精選版 日本国語大辞典 「思の余り」の意味・読み・例文・類語

おもい【思】 の 余(あま)

  1. 悲しみや思慕の気持がつのってどうしようもないさま。
    1. [初出の実例]「天皇も王照君を恋ひ悲び給て、思ひの余りに、彼(かの)王照君が居たりける所に行て見給ければ」(出典今昔物語集(1120頃か)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android