思の火(読み)おもいのひ

精選版 日本国語大辞典 「思の火」の意味・読み・例文・類語

おもい【思】 の 火(ひ)

  1. 悲しみ、怒り、思慕などで燃えたつ心を火にたとえた表現
    1. [初出の実例]「孔子は鯉魚にわかれて、思ひの火を胸に焚き」(出典:光悦本謡曲・天鼓(1465頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android