鯉魚(読み)リギョ

精選版 日本国語大辞典 「鯉魚」の意味・読み・例文・類語

り‐ぎょ【鯉魚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (こい)のこと。
    1. [初出の実例]「生鯉魚十一喉〈結樋五入之〉、未明進之。源宰相可持参也」(出典看聞御記‐永享六年(1434)五月二七日)
    2. 「波の上に、鯉魚が躍る悪蛇となって」(出典:大観本謡曲・綾鼓(室町末))
    3. [その他の文献]〔孔子家語‐本姓解〕
  3. ( 夫の遠征している地からもたらされた鯉の腹中に、夫の手紙がはいっていたという「文選」に収める「古楽府‐飲馬長城窟行」の「客従遠方来、遺我双鯉魚、呼児烹鯉魚、中有尺素書」から。一説に、中国で昔は、白絹の手紙を鯉の形に結んだものともいう ) 手紙の異称。〔大増補改訂や、此は便利だ(1936)〕 〔孟浩然‐送王大校書詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む