思ひ休らふ(読み)オモイヤスラウ

デジタル大辞泉 「思ひ休らふ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐やすら・う〔おもひやすらふ〕【思ひ休らふ】

[動ハ四]ためらう。決心がつきかねる。
「いかにせましと―・ひて」〈かげろふ・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ休らふ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐やすら・うおもひやすらふ【思休】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 心が決まらないでためらう。躊躇(ちゅうちょ)する。
    1. [初出の実例]「いかにせましとおもひやすらひて、これかれにいひあはすれば」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android