デジタル大辞泉 「思ひ弱る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐よわ・る〔おもひ‐〕【思ひ弱る】 [動ラ四]気が弱くなる。我がを折る。「平中かくあながちに懸想しければ、女、心に―・りて遂に忍びて会ひにけり」〈今昔・三〇・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思ひ弱る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐よわ・るおもひ‥【思弱】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 あることをしようと決意した心が弱くなる。気がくじける。我を折る。⇔思い強(つよ)る。[初出の実例]「北の方、〈略〉思ひよわる事有りて、やうやう文通はして、いひつく」(出典:落窪物語(10C後)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例