思ひ貶す(読み)オモイオトス

デジタル大辞泉 「思ひ貶す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おと・す〔おもひ‐〕【思ひ×貶す】

[動サ四]見下げる。さげすむ。
「我をいかにおもなく心浅きものと―・すらむ」〈紫式部日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ貶す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おと・すおもひ‥【思貶】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 劣ったものと思う。見くだす。軽蔑する。
    1. [初出の実例]「かんづけの親王などに思おとし給へるをなむ、ねたくおもほゆる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む