精選版 日本国語大辞典 「思込」の意味・読み・例文・類語
おもい‐こ・む おもひ‥【思込】
[1] 〘自マ五(四)〙 ある物事にいちずに心をうちこむ。
① 強く心がひかれる。深く愛する。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② 固く決心する。ぜひともしようと思う。
③ すっかりそうだと信じる。ひとりぎめでそう思う。また、いちずにそう思う。
※ロドリゲス日本大文典(1604‐08)二「ナカナカ ココロモ、コトバモ ヲヨバヌ コトドモ ヲヲウ ゴザラウト フカウ vomoicôde(ヲモイコウデ) イマラスル」
[2] 〘他マ下二〙 ⇒おもいこめる(思込)
おもい‐こみ おもひ‥【思込】
〘名〙 いちずに心をうちこむこと。固く信じこんだり、決心したり、愛したりすること。
※志都の岩屋講本(1811)上「どっこいと践まへた処の思ひ込みが、いかう喰違って」
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