精選版 日本国語大辞典 「急場凌」の意味・読み・例文・類語
きゅうば‐しのぎキフば‥【急場凌】
- 〘 名詞 〙 事が切迫したとき、間に合わせにその場の難をのがれること。また、その手段。
- [初出の実例]「運が悪いとそういう常連の都合がみんな悪いこともあって、そんなときは急場しのぎに関係している者の誰かがやった」(出典:がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉すぐりの島)
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...