常連(読み)ジョウレン

デジタル大辞泉 「常連」の意味・読み・例文・類語

じょう‐れん〔ジヤウ‐|ヂヤウ‐〕【常連/定連】

その興行場遊戯場飲食店などに、いつも来る客。常客。「画廊常連となる」
いつも連れだって一緒に行動する仲間。「常連と応援に出かける」
[類語](1得意顧客常客馴染み上得意常得意上客/(2仲間同輩朋輩ほうばい同僚同志同人メート同士一味一派徒党味方翰林盟友同腹相手友達友人ペンフレンドペンパル朋友友垣酒徒茶飲み友達ルームメート畏友知友知音親友心友仲良し良友悪友戦友校友同窓生学友同級生級友クラスメート同窓同期同期生同期の桜社友僚友寮友政友詩友亡友

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精選版 日本国語大辞典 「常連」の意味・読み・例文・類語

じょう‐れんジャウ‥【常連・定ヂャウ連】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いつも一緒に行動する仲間。
    1. [初出の実例]「おやそこへ来なすったのは、定連の綱さんぢゃあござりませぬか」(出典:歌舞伎・神有月色世話事(縁結び)(1862))
  3. ある場所にいつも集まっている人。特に、興行場、酒場などでいつも来るなじみの客。常客。
    1. [初出の実例]「まいばんぐんだんのせきにせめかけぢゃうれんのうちに入り」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

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