怯え上る(読み)オビエアガル

デジタル大辞泉 「怯え上る」の意味・読み・例文・類語

おびえ‐あが・る【×怯え上(が)る】

[動ラ五(四)]ひどく恐れおののく。ふるえあがる。「殺人鬼うわさに―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怯え上る」の意味・読み・例文・類語

おびえ‐あが・る【怯上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ひどく驚き恐れる。異常な恐怖感におそわれる。おびえたまぎる。
    1. [初出の実例]「おさなき童の臥したりけるが、にはかにをびえあがりて、院の御前にただ参りに走りまゐりて、託宣しけり」(出典:増鏡(1368‐76頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android