怵然(読み)じゅつぜん

精選版 日本国語大辞典 「怵然」の意味・読み・例文・類語

じゅつ‐ぜん【怵然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 おそれ、おどろくさま。
    1. [初出の実例]「中夜夢醒る時、忽ち父母の平生を思ひ起す時は、怵然(〈注〉ビックリ)として感悔し」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二)
    2. [その他の文献]〔荘子‐養生主〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android