恋の重荷(読み)こいのおもに

精選版 日本国語大辞典 「恋の重荷」の意味・読み・例文・類語

こい【恋】 の 重荷(おもに)

恋愛のためにつのる堪えがたい思いを、重い荷を背負う苦しさにたとえた語。
謡曲恋重荷(1423頃)「名もことわりや恋の重荷、げに持ちかぬる此の荷かな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「恋の重荷」の意味・読み・例文・類語

こい‐の‐おもに〔こひ‐〕【恋の重荷】

恋のせつなさや苦しさに心を労することをたとえていう語。
「―といふことがあるほどに」〈虎清狂・文荷
[補説]曲名別項。→恋重荷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android