恋湊博多諷(読み)こいみなとはかたのひとふし

改訂新版 世界大百科事典 「恋湊博多諷」の意味・わかりやすい解説

恋湊博多諷 (こいみなとはかたのひとふし)

博多小女郎波枕(はかたこじょろうなみまくら)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の恋湊博多諷の言及

【博多小女郎波枕】より

…惣七夫婦が父惣左衛門と別れる場は《冥途の飛脚》の換骨奪胎で,対面できない親子の別離が展開する。歌舞伎化されたものではまず,1776年(安永5)7月大坂小川吉太郎座(角の芝居)の並木十輔作《和訓(やまとことば)水滸伝》が知られるが,その系統をひく改作物が,近年では《恋湊博多諷(こいみなとはかたのひとふし)》,ときには原題の《博多小女郎波枕》で上演されることが多い。元船を舞台いっぱいに飾る序幕が見もの。…

※「恋湊博多諷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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