デジタル大辞泉 「恥ぢしむ」の意味・読み・例文・類語 はじ‐し・む〔はぢ‐〕【恥ぢしむ】 [動マ下二]1 はずかしめる。侮辱する。「みづからをほけたり、ひがひがしとのたまひ―・むるは」〈源・真木柱〉2 たしなめる。戒める。「引くなと互ひに―・めて」〈太平記・一五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「恥ぢしむ」の意味・読み・例文・類語 はじ‐し・むはぢ‥【恥しむ】 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① はずかしめる。侮辱する。[初出の実例]「身づからを、ほけたり、ひがひがしとの給はぢしむるは、ことわりなる事になむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)② 戒める。たしなめる。[初出の実例]「コレホド ココロガ カイナウテワ、ブツダウガ アル モノカ、ナラヌ モノカト ココロニ ココロヲ fagiximete(ハヂシメテ)」(出典:天草本平家(1592)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例