恥ぢしむ(読み)ハジシム

デジタル大辞泉 「恥ぢしむ」の意味・読み・例文・類語

はじ‐し・む〔はぢ‐〕【恥ぢしむ】

[動マ下二]
はずかしめる。侮辱する。
「みづからをほけたり、ひがひがしとのたまひ―・むるは」〈真木柱
たしなめる。戒める。
「引くなと互ひに―・めて」〈太平記・一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恥ぢしむ」の意味・読み・例文・類語

はじ‐し・むはぢ‥【恥しむ】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. はずかしめる。侮辱する。
    1. [初出の実例]「身づからを、ほけたり、ひがひがしとの給はぢしむるは、ことわりなる事になむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)
  3. 戒める。たしなめる。
    1. [初出の実例]「コレホド ココロガ カイナウテワ、ブツダウガ アル モノカ、ナラヌ モノカト ココロニ ココロヲ fagiximete(ハヂシメテ)」(出典:天草本平家(1592)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む