恨顔(読み)うらみがお

精選版 日本国語大辞典 「恨顔」の意味・読み・例文・類語

うらみ‐がお‥がほ【恨顔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 恨んでいる顔付き。また、そのようす。
    1. [初出の実例]「秋風はすごく吹くとも葛の葉のうらみがほには見えじとぞ思ふ」(出典:和泉式部集(11C中)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android