息どうしい(読み)いきどうしい

精選版 日本国語大辞典 「息どうしい」の意味・読み・例文・類語

いきどうし・いいきだうしい【息】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]いきだう〘 形容詞シク活用 〙 ( 「いきだわしい」の変化した語 )
  2. 息づかいがはげしくて苦しい。息がせわしい。
    1. [初出の実例]「あまりにいきだうしく候まま、物見をあけてよもをながめ候べし」(出典:御伽草子・猿の草子(室町末))
  3. 息がつまるようで不快である。うっとうしい。
    1. [初出の実例]「愛察(あいさつ)までも見かぎられじとたしなむこそ、いきどをしけれ」(出典仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む