ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
物見
ものみ
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物事を見る意から、祭礼や展覧会などの催し物を見物することをいう。転じて、物を見るところの意から、城や屋敷に設けられた物見櫓(やぐら)のような遠方を望み見る高楼や、牛車(ぎっしゃ)、駕籠(かご)、輿(こし)などにつけられた小窓のほか、幕、編笠(あみがさ)などの外をのぞき見るための穴をいう。また戦場などで、敵の動静などを探ることや、その任にあたる斥候を意味する。物見車は祭礼の見物や遊山の際に用いられた牛車、物見姿といえば物見遊山のときのよそ行きの服装で、物見高いという語はなんでも珍しがって見物する好奇心の強いことをいう。
[宇田敏彦]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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