コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

恵心流 エシンリュウ

大辞林 第三版の解説

えしんりゅう【恵心流】

日本の天台宗の二流の一。一一世紀後半に分かれ、源信を祖とあおぐ。天台・密教・禅の一致を主張する。 → 檀那だんな

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の恵心流の言及

【源信】より

…70歳前後から病で起居が不自由であったが,なお念仏を怠らず,17年6月,76歳で没した。 門下に覚超,良暹,明豪など多くの高僧が出て,一門の教学を恵心流という。著作は,前記のほか《要法文》3巻(986),《菩提心義要文》1巻(997),《大乗対俱舎鈔》14巻(1005),《一乗要決》3巻(1006),《霊山院釈迦堂毎日作法》1巻(1007),《白骨観》1巻(1011),《阿弥陀経略記》1巻(1014)など70余部150巻ある。…

【本覚思想】より

…そのような本覚思想は,秘授口伝(ひじゆくでん)などとして,また切紙相承(きりがみそうじよう)として個々別々に,最澄,円仁,円珍らの権威ある名を冠して伝えられた。さらに良源,源信がこれらを集成して檀那流(だんなりゆう),恵心流(えしんりゆう)の中古天台教学を形成したとする伝説をともなって伝えられた。しかし実際には,だれがどのように考え,だれにどのように伝えたかほとんど不明である。…

※「恵心流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報