恵里村(読み)えりむら

日本歴史地名大系 「恵里村」の解説

恵里村
えりむら

[現在地名]宇土市恵塚えづか

東は段原だんのはら村、西は鶴見塚つるみづか村、南は下恵里しもえり村に接する。村の北東仁王免におうめん草明くさあき、北に俵石たわらいしなどの字地がみえる(郡村誌)。慶長国絵図に村名がみえ、近世は郡浦手永に属した。正保郷帳では田方三六三石六斗余で「水損所」とあり、畠方六八石四斗余。天保八年(一八三七)の郡浦手永略手鑑によると竈数二〇・人数八九・役男一八、本方高三〇九石七斗余、田一三町八反余・畑三町五反三畝余、永荒田畑一町九畝余、諸開二七歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android