悉曇字門(読み)シッタンジモン

デジタル大辞泉 「悉曇字門」の意味・読み・例文・類語

しったん‐じもん【×曇字門】

密教で、悉曇文字の42または50字のそれぞれに依託して、特殊な意義を表すこと。「阿」は不生不滅の意を表すとするなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 悉曇文字 名詞

精選版 日本国語大辞典 「悉曇字門」の意味・読み・例文・類語

しったん‐じもん【悉曇字門】

  1. 〘 名詞 〙 密教で、悉曇の四十二字または五十字のそれぞれに依託して特殊な意義を表わす方式。たとえば「阿(a)」は不生(anutpāda)の意を表わすとする類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android