悪くすると(読み)ワルクスルト

デジタル大辞泉 「悪くすると」の意味・読み・例文・類語

わるくすると

悪いほうの結果になると。へたをすると。「悪くするともう会えないかも知れない」
[類語]もし仮にたとえもしかよしんばたといよしやもしも万一万一ばんいち万が一万万一もしやもしかしたらもしかするとひょっとするとひょっとしたらひょっとしてあるいはもしかしてどうかすると下手すると一つ間違えばことによるとあわよくばまかり間違うよもやまさか万万ばんばん夢かうつつ図らずもはしなくはしなくも思いがけず思いも寄らない思いのほか心外突然唐突案に相違する意表を突く意表予想外意想外ゆくりなくまぐれひょんなひょっとゆくりなし我にもなく期せずして事と次第による事によるとともするとややもすれば何かにつけ何かと言えば折に触れてもしくははたまたないし偶然たまさか時としてかも知れない思わず思わず知らず我知らず知らず知らず折もあろうに折悪しく慮外存外望外

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精選版 日本国語大辞典 「悪くすると」の意味・読み・例文・類語

わるく【悪】=すると[=したらば]

  1. 悪い場合には。下手にまごつくと。まずくいくと。
    1. [初出の実例]「わるくしたらば、御身の一大事出来せんと云ぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    2. 「たった二時間弱の講義の下しらべをするのにも六七時間、悪くすると半日以上もかかる」(出典:僕の語学修業(1949)〈渡辺一夫〉)

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