悲風惨雨(読み)ヒフウサンウ

デジタル大辞泉 「悲風惨雨」の意味・読み・例文・類語

ひふう‐さんう【悲風惨雨】

悲しみを誘う風とむごい雨。苦しみの多い人生生活をいう。
「―ならび至り、力なく光なく」〈独歩・わかれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「悲風惨雨」の意味・読み・例文・類語

ひふう‐さんう【悲風惨雨】

  1. 〘 名詞 〙 悲しみを催す風とむごい雨。人生または生活の悲惨なことをいう。
    1. [初出の実例]「悲風惨雨(ヒフウサンウ)ならび至り力なく光なく」(出典:わかれ(1898)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む