悽然（読み）せいぜん

精選版 日本国語大辞典

せい‐ぜん【悽然】

〘形動タリ〙 いたましいさま。悲しみに沈んださま。悽悽。

※凌雲集（814）伏枕吟〈桑原公宮〉「悽然感_レ物、物是人非」

※文明論之概略（1875）〈福沢諭吉〉四「悽然として胆を落し」 〔荘子‐漁父〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【悽然】せいぜん

いたみかなしむ。〔漢書、外戚上、高祖薄姫伝〕王、心に悽然としてをれみ、是の日召して、之れを幸せんと欲す。～に幸せられて身(はら)むり、中にを生む。

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出典　平凡社「普及版 字通」