惑星間塵(読み)ワクセイカンジン

デジタル大辞泉 「惑星間塵」の意味・読み・例文・類語

わくせいかん‐じん〔‐ヂン〕【惑星間×塵】

太陽系内の惑星間空間に存在する微細な粒子宇宙塵うち、地球上にそのまま落下したり、地球外縁で採取されるものをさす。主に黄道面付近に分布し、鉄やケイ素などからなる。

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最新 地学事典 「惑星間塵」の解説

わくせいかんじん
惑星間塵

interplanetary dust particles

大気圏突入を生き延びた,大きさ10から15µmの地球外起源微粒子で,IDPsともいう。成層圏で回収される。含水鉱物をほぼ含まない,1µm未満の大きさの構成物からなる高空隙率のchondritic porous(CP) IDPsと,主に含水層状珪酸塩(粘土鉱物)からなる低空隙率のchondritic smooth(CS) IDPsが大部分を占める。CP IDPsはglass with embedded metal and sulfide(GEMS)と呼ばれる,数〜数十nmの金属鉄や硫化鉄を包含する非晶質珪酸塩の物体を多くもち,彗星起源とされる。CS IDPsは含水小惑星起源とされる。また,どちらの種類のIDPsにも太陽系外縁天体起源のものがあると考えられている。

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参照項目:マイクロメテオライト

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世界大百科事典(旧版)内の惑星間塵の言及

【黄道光】より

…これはこの季節に,黄道と地平線のなす角が最大になることと,黄道光が天の川から遠ざかるので見えやすくなるためであって,黄道光自身の明るさが変化するわけではない。黄道光は,太陽系の惑星軌道面に沿って分布している惑星間塵interplanetary dustと呼ばれる微小固体粒子が,太陽光を散乱している現象である。スペクトル分布は太陽スペクトルとほぼ同じで,最大20%程度の部分偏光を示している。…

※「惑星間塵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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