惣持寺村(読み)そうじじむら

日本歴史地名大系 「惣持寺村」の解説

惣持寺村
そうじじむら

[現在地名]三郷町大字勢野元惣持寺方せやもとそうじじかた

大和川北岸沿いの村。総持寺そうじじ邑とも書く。村名は惣持寺にちなみ、慶長郷帳・元和郷帳では竜田藩(片桐且元)領「惣持寺村」五〇・四四石と富本久左衛門領「惣地子村之内」一〇石の相給。寛永郷帳では村高六〇・三三六石で竜田藩(片桐為元)領。明暦元年(一六五五)幕府領、寛文五年(一六六五)に楽人領となり明治維新に至った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 片桐且元 じじ

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android