三郷町(読み)さんごうちよう

日本歴史地名大系 「三郷町」の解説

三郷町
さんごうちよう

面積:八・六二平方キロ

県北西、生駒郡南西に位置。生駒山地東南麓にあり、生駒山地と矢田やた丘陵に挟まれた平群へぐり谷の出口にあたる。北は平群町、東は斑鳩いかるが町、南は大和川を挟んで北葛城郡王寺町、西は大阪府。

明治二二年(一八八九)四月一日の町村制施行により、平群郡の三ヵ村が合併して三郷みさと村が成立。同三〇年四月一日に平群郡と添上郡が合併し生駒郡となったため生駒郡三郷村となったが、「さんごう」とよまれるようになり、昭和四一年(一九六六)四月一日三郷さんごう町として町制施行。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三郷町」の意味・わかりやすい解説

三郷〔町〕
さんごう

奈良県北西部,生駒山地の南東斜面にある町。 1966年町制。丘陵地が広く果樹栽培信貴山への東登山口でケーブルカー信貴生駒スカイラインが通じる。古社寺が多く,南の立野には風の神として信仰される竜田大社がある。町域の一部は金剛生駒紀泉国定公園に属する。 JR関西本線 (大和路線) ,近畿日本鉄道生駒線により奈良市,大阪市と結ばれており,宅地化が著しい。面積 8.79km2人口 2万3219(2020)。

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