じじ

精選版 日本国語大辞典 「じじ」の意味・読み・例文・類語

じじ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 鼠や虫などの鳴き声を表わす語。
    1. [初出の実例]「じじといへば聞耳たつる猫殿の眼(まなこ)うちの光恐ろし」(出典御伽草子・猫の草紙(江戸初))
  3. 物が焼けるかすかな音を表わす語。
    1. [初出の実例]「桃色の蓋(かさ)かけしランプ(ジジ)と燃えつつ」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中)

じじ

  1. 〘 名詞 〙 鼻汁をいう幼児語
    1. [初出の実例]「コリャここへこい、ぢぢかんでやろ。ヱヱきたない洟(はなたれ)では有ぞ」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む