愚句(読み)ぐく

精選版 日本国語大辞典 「愚句」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐く【愚句】

  1. 〘 名詞 〙 できのわるい句。へたな句。また、自分の句をへりくだっていうのにも用いる。
    1. [初出の実例]「昔の風の残るおぎ原と云句に、あらましは半捨たる身となりて、と愚句に侍し」(出典:連歌十様(1379))
    2. 「鯛売声に酒の詩を賦す〈愚句〉 葛西の院の住み捨てし跡〈同〉」(出典:高山伝右衛門宛芭蕉書簡‐天和二年(1682)五月一五日)

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