慢性型は急性型と病気の機序(しくみ)は同じですが、自覚症状のないままに徐々に房水の排出口の閉塞が広範囲に進むことが多く、中期~末期になってから発見されることが多くなります。検査所見としては、中等度の眼圧上昇と、隅角検査で広範囲の隅角閉塞を認めます。急性と慢性の中間型として、軽度の発作を伴う亜急性というタイプもあります。
治療は急性型と同様に、レーザー虹彩切開術が第一選択で、それによっても眼圧が下がらない場合は薬物治療や手術が必要です。慢性型は中期~末期の進行した時点で初めて発見されることも多いことから、手術治療が必要になることが多いという特徴があります。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
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