慶長十年小豆島全図(読み)けいちようじゆうねんしようどしまぜんず

日本歴史地名大系 「慶長十年小豆島全図」の解説

慶長十年小豆島全図(小豆島全図)
けいちようじゆうねんしようどしまぜんず

一六五・五×二一六・五センチ

成立 慶長一〇年

原本 小豆郡土庄町笠井家

解説 徳川幕府が諸大名らに提出を命じた慶長国絵図の一つで、小豆島を管轄していた片桐且元製作の責任者であった。現存する数少ない慶長国絵図である。道とそれに沿って村名が記され、多くの村には石高が書かれている。小豆島全体の高は三千一八六石余、畝数は四九五町余。本図は小豆島支配のために島に残された控と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android