憂瀬(読み)うきせ

精選版 日本国語大辞典 「憂瀬」の意味・読み・例文・類語

うき‐せ【憂瀬】

  1. 〘 名詞 〙 つらい時、または、つらい境遇。思いのままにならない苦しい立場や状況和歌などでは、川の瀬に掛けていうことが多い。
    1. [初出の実例]「おもひいでのうきせはいつかわたりがはこころやすくはわたりはつべき」(出典:桂宮丙本忠岑集(10C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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