懌懐(読み)えきかい(くわい)

普及版 字通 「懌懐」の読み・字形・画数・意味

【懌懐】えきかい(くわい)

心をよろこばす。〔文心雕竜書記〕言は以て鬱陶(うつたう)を散じ、風を託す。故に宜しく條暢以て氣に任じ、優柔以て懷ひを懌ばすべし。從容なるは、亦た心聲の獻酬なり。

字通「懌」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android