戸倉観音堂(読み)とぐらかんのんどう

日本歴史地名大系 「戸倉観音堂」の解説

戸倉観音堂
とぐらかんのんどう

[現在地名]戸倉町新戸倉

戸倉町新戸倉温泉地区にある無住の観音堂で、現在町内坂井氏の私有。堂は小さいが、県宝木造千手観音立像と木造薬師如来坐像がある。千手観音像は一木造で像高一一七センチ。藤原時代末期の手法が感じられる。この像はもと坂城さかき町日名にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android