戸田流(読み)とだりゅう

精選版 日本国語大辞典 「戸田流」の意味・読み・例文・類語

とだ‐りゅう ‥リウ【戸田流】

〘名〙
剣術一派。富田治郎左衛門景政の門人前田利家の家臣戸田越後綱義を祖とするもの。
※俳諧・瀬とり舟(1704)「切結ぶ太刀戸田流のそくゐ付〈鴎松〉」
② 薙刀(なぎなた)の一派。嘉永年間(一八四八‐五四)に岩根左橘正承の創始したもの。〔日本教育史資料(1890‐92)〕

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デジタル大辞泉 「戸田流」の意味・読み・例文・類語

とだ‐りゅう〔‐リウ〕【戸田流】

剣術の一派。前田利家の家臣戸田越後綱義を祖とする。
薙刀なぎなたの一派。嘉永年間(1848~1854)に岩根左橘正承の創始。

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