所の雑色(読み)ところのぞうしき

精選版 日本国語大辞典 「所の雑色」の意味・読み・例文・類語

ところ【所】 の 雑色(ぞうしき)

  1. 蔵人所(くろうどどころ)雑役走り使いなどをする無位の者。
    1. [初出の実例]「よさりは所のざうしきこれらかれら、これがおくりせよとて、さいだちていでにければ」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む