所因(読み)しょいん

精選版 日本国語大辞典 「所因」の意味・読み・例文・類語

しょ‐いん【所因】

〘名〙 物事のよるところ。原因ゆえん
※浄業和讚(995‐1335)中「自性の空を観じつつ、妄にひかるることなかれ、もとより所因なきゆゑに、こころのみなもと寂すなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android