手な底(読み)たなそこ

精選版 日本国語大辞典 「手な底」の意味・読み・例文・類語

た‐な‐そこ【手底・掌】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「手の底」の意。「たなぞこ」とも ) =たなごころ(掌)
    1. [初出の実例]「手掌(たなそこ)(やらら)に〈手掌亮、此をば陀那則挙謀耶羅羅儞(タナソコもやららに)と云ふ〉」(出典日本書紀(720)清寧二年一一月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android