手な底(読み)たなそこ

精選版 日本国語大辞典 「手な底」の意味・読み・例文・類語

た‐な‐そこ【手底・掌】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「手の底」の意。「たなぞこ」とも ) =たなごころ(掌)
    1. [初出の実例]「手掌(たなそこ)(やらら)に〈手掌亮、此をば陀那則挙謀耶羅羅儞(タナソコもやららに)と云ふ〉」(出典日本書紀(720)清寧二年一一月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android