手の中（読み）てのなか

精選版 日本国語大辞典 「手の中」の意味・読み・例文・類語

て【手】 の 中(なか)

  1. ① てのひら。たなごころ。
    1. [初出の実例]「手の中つまむも一むかし古ひしかけが田舎なり」(出典：浄瑠璃・心中宵庚申（1722）上)
  2. ② 三味線の中央部分で、撥(ばち)を持つとき、手で握る所。手のうち。

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