手を濡らさず(読み)テヲヌラサズ

デジタル大辞泉 「手を濡らさず」の意味・読み・例文・類語

らさず

そのことに少しも骨を折らないさま。「手を濡らさず利ざやを稼ぐ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手を濡らさず」の意味・読み・例文・類語

て【手】=を[=も]濡(ぬ)らさず

  1. そのことに少しも骨を折らない。
    1. [初出の実例]「於是秦人拱手とは、手もぬらさいでぞ」(出典:漢書列伝景徐抄(1477‐1515)陳勝項籍第一)
    2. 「さしも手強き新田義興、手もぬらさず討ち取りしは、莫太の勲功と」(出典:浄瑠璃・神霊矢口渡(1770)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む