手一(読み)てひとつ

精選版 日本国語大辞典 「手一」の意味・読み・例文・類語

て‐ひとつ【手一】

〘名〙 「女手一つ」の意で、女一人だけの働きをいう。
浄瑠璃嫗山姥(1712頃)一「料理したり水くんだり〈略〉うったりまふたり此手一つで百足(むかで)の代も仕る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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