手中に落ちる(読み)シュチュウニオチル

デジタル大辞泉 「手中に落ちる」の意味・読み・例文・類語

手中しゅちゅう・ちる

その人の所有となる。その人の思い通りになる。「悪漢たちの―・ちる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手中に落ちる」の意味・読み・例文・類語

しゅちゅう【手中】 に 落(お)ちる

  1. その人のものとなる。
    1. [初出の実例]「援兵早く到着せざるに於ては都城忽ち斯軍の手中に落つべき旨を報道せり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android