手安綱(読み)てやすづな

精選版 日本国語大辞典 「手安綱」の意味・読み・例文・類語

てやす‐づな【手安綱】

  1. 〘 名詞 〙 船と船とをもやうため、一方の船より他の船へ投げ渡す細い麻綱。略して手安、また遣手(やりて)ともいう。
    1. [初出の実例]「右弐艘より橋船を乗参り、手やす綱をなけ込」(出典:玉田文書‐諸事之留帳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android