手慰(読み)てなぐさみ

精選版 日本国語大辞典 「手慰」の意味・読み・例文・類語

て‐なぐさみ【手慰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手先で物をもてあそぶこと。手すさび。
    1. [初出の実例]「閑字はいたづらに江辺に手なくさみに採蘋女伴をさそうて神にすすむるぞ」(出典:三体詩幻雲抄(1527))
  3. 博打(ばくち)賭博
    1. [初出の実例]「当りの若い衆と寄合て、手なぐさみを致いて御ざれば」(出典:虎寛本狂言・縄綯(室町末‐近世初))
  4. 手淫自慰

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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