手束弓(読み)タツカユミ

デジタル大辞泉 「手束弓」の意味・読み・例文・類語

たつか‐ゆみ【手束弓】

手に握り持つ弓。たつかの弓。
「―手に取り持ちて朝狩あさがりに君は立たしぬ棚倉たなくらの野に」〈・四二五七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手束弓」の意味・読み・例文・類語

たつか‐ゆみ【手束弓】

  1. 〘 名詞 〙 手に握り持つ弓。たつかの弓。
    1. [初出の実例]「手束弓(たつかゆみ)手に取り持ちて朝狩に君は立たしぬたなくらの野に」(出典万葉集(8C後)一九・四二五七)
    2. 「つくつくと思ひたむればたつかゆみかへる恨みをつるはへてする」(出典:散木奇歌集(1128頃)恋下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む