手渡(読み)てわたし

精選版 日本国語大辞典 「手渡」の意味・読み・例文・類語

て‐わたし【手渡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手から手に受け渡しをすること。手から手へと順次に渡すこと。
  3. 人手を借りないで直接渡すこと。
    1. [初出の実例]「男より手わたしにこそとらねどもつゐに我らを落としふみみつ」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)六七番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android