手舁き(読み)テガキ

デジタル大辞泉 「手舁き」の意味・読み・例文・類語

て‐がき【手×舁き】

輿こしなどの乗り物の棒を肩にかつがず、手で支えて運ぶこと。
「御乗物―に舁き据ゑ」〈浄・忠臣蔵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手舁き」の意味・読み・例文・類語

て‐がき【手舁・手掻】

  1. 〘 名詞 〙 肩へかつがないで、手でささえて行くこと。
    1. [初出の実例]「狂言姿にて殺され給ふを、手掻(テガキ)にして御前になをしをく」(出典浮世草子鬼一法眼虎の巻(1733)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android