手長島(読み)テナガジマ

デジタル大辞泉 「手長島」の意味・読み・例文・類語

てなが‐じま【手長島】

手の非常に長い人間が住むという想像上の島。

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精選版 日本国語大辞典 「手長島」の意味・読み・例文・類語

てなが‐じま【手長島】

  1. 〘 名詞 〙 手の非常に長い人が住むという想像上の島。
    1. [初出の実例]「あたかも、手長嶋(テナガジマ)の揚弓みせにことならず」(出典洒落本野良玉子(1801)二)

手長島の補助注記

雑俳では、「柳多留‐二一」の「大こくを手長じまからかいに来る」や「柳多留‐三二」の「おたがいに用心をする手なか島」のように、しばしば「手が長い(=盗癖がある)」とかけて用いられる。

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